「経験」
何でも経験できる


 たとえば、学生のころにはフラワーデザイナーになりたいとかパン職人になりたい、カメラマンになるとか税理士や弁理士になるんだ、といったさまざまな夢を持ちます。
 だから多くの若者たちは、やりたいことにこだわって専門学校へ通ったりします。

 でも、それ以外に、もし、あなたが10代後半か20代という若さなら、フラワーデザイナーのアシスタントとして、あるいは、パン屋でアルバイトをするなどして働くということも、選択枠の一つに入れてもいいでしょう。
 税理士や弁理士の事務所で一般事務員として働きながら資格を取得する人も少なくありません。

 Fさんも一度は会社に勤めたものの、仕事にやりがいを感じられずに会社をやめました。
  そのとき、ちょうど25歳だったので、やり直すなら今しかないと思ったそうです。
 データを整理したり、毎日の仕事内容が習慣的な仕事に興味のあったFさんは、社会保険労務士の事務所でアルバイトをしながら資格取得を目指したのです。
 事務所での仕事は、それこそ雑用で時給も安かったのですが、それでも専門用語などが飛び交い、現役で働く人がいる職場は魅力的でした。
 Fさんは、将来の自分の姿をイメージしながら勉強することができたのです。

 若いうちはお金よりも、どれだけ現場で活きた経験を積むことができるか、それができる場所をどうやってゲットするかがポイントになります。
 苦労すればした分だけ、それが将来の自分のキャリア形成につながるからです。
 アルバイトか正社員かなどといった働くための形態は、長い目で見ればあまり気にすることではありません。
 それよりも、今の若さと、あなたの真の興味を大切にすることです。


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平田一二(ひらたつまびらか)

東京生まれ。赤坂小・赤坂中・東海大付属高輪台高卒業、スペインのマラガ国際大学へ留学。' 76年、帰国後に相談室開設。自分の能力や可能性をのばしたいと考える女性のために、≪キャリア留学≫という新しいスタイルを確立して、 先鞭をつけたキャリアコンサルタント。
平成25年10月より下田循環器・腎臓クリニックの相談役に就任する。

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