「生きがい」
女性の特権を活かす


 一般に、職業を選択する上でやりたいことを追求する人の割合は、男性よりも女性のほうが高いようです。
 男性は、独身なら自分が稼ぐのは当たり前だし、結婚したらなおさら奥さんと子どもを養っていかなければなりません。
 一生働いてお金を稼がなくてはいけないようです。
 だから男性は職業を決めるときに、自分の興味とかやりたいことへのこだわりをある程度捨てて妥協しなければならない部分があるようです。
 でも女性の場合は、いざとなれば結婚して養ってもらうという逃げ道があります。

 そう思うと、大きな会社に入れたとしても、お茶くみやコピー取りなど、およそ自分の興味とは関係ない仕事に時間を費やすのはイヤという考え方になるのももっともなことです。
 しかも、まだ若いうちならアルバイトだろうと、フリーターだろうと、あまり世間体を気にせず生きていけます。
 両親と同居していれば生活にも困りません。
 だから、自分がやりたいこと、本当に好きなことや、夢にこだわって、妥協せずにすむのかもしれません。

 それをただの逃げとか甘えなどと、とらえる必要はありません。
 結婚や出産など、どうしても女性はワークスタイルを変えざるをえない時期があります。
  その環境の変化の中でどうしたら自分らしく生きることができるのかを、考えなければならないのですから。
 だから、結婚までは真の興味から好きなことの下地を作り、結婚して生活に余裕がでてきたら、本格的に向いていることを仕事にするという選択もあるのです。

 たとえば、自宅で料理教室やアロマサロンを開くといったことなどは、まさにそうでしょう。
 会社に勤めながら、あるいは、アルバイトをしながら料理教室などに通い、結婚までに知識や技術を磨いておく。
 そして、いよいよ結婚したら、その技術を活かして"自分らしさ"を追求する。
 それは、女性にしか持てない特権なのです。


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平田一二(ひらたつまびらか)

東京生まれ。赤坂小・赤坂中・東海大付属高輪台高卒業、スペインのマラガ国際大学へ留学。' 76年、帰国後に相談室開設。自分の能力や可能性をのばしたいと考える女性のために、≪キャリア留学≫という新しいスタイルを確立して、 先鞭をつけたキャリアコンサルタント。
平成25年10月より下田循環器・腎臓クリニックの相談役に就任する。

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