自分で見つけだす

 世の中には、「あなたの適職と才能を診断します」というような名目で、数多くの適職診断テストや占いなどが出回っています。
 どれも基本的には、外国の理論家が構築した理論をもとにしたり、膨大なデータをよりどころとして、個人の志向や経験と照合して答えを出してくれるものです。
 そのため、他人まかせというスタンスには変わりありません。
 ひねくれた言い方をすれば、ブラックボックスに入れて何が出るかのお楽しみ的な要素を含んだ種類のものです。

 もうすでに、それらを受けた経験のある方にはお分かりですね。
 自分の力で導き出した答えではないので、その結果から確信を得るまでに至ることは多くないようです。
 つまり、気休めにはなっても、それが自分自身に何か変化を起こしたり、現状を根底から覆すほどの影響を与えたりすることは難しいといわざるをえません。
 女性雑誌などに心理学の名を借りてタイプ分けやアドバイスを行うYES・NOチャートや占いが、時代とともにさまざまなスタイルに形を変えながら流行していますが、根本的には先程の適職診断テストなども、そうした類いのものと通じているのかもしれません。

  では、 セルフスピンドルTM が これまでの適職診断テストや心理テスト、占いなどと、どう違うのか……。
 それらの多くから出てくる答えは、他人事のように思えたり、それを信じてやりぬくところまではいかないようです。
 その答えを頭で理解できたとしても、実際に行動に結びつけることは、難しいようです。

 でも、 セルフスピンドルTM は、あなたの印象と知識と経験が積み重なったアイクゾーンの中から、自分自身で答えを見つけだせるので、出た答えに納得して確信が持てるのです。
 だから、あなたがそこから新しいことを始めようとする時、すぐに行動にも結びつきやすいのです。
 たとえ失敗に見えても、 『真の興味』 によって行動したことは必ず積み重なって、やがてあなたの力になってくれます。
 さらに、そこから得るものがあるし、やり直すこともできます。

 Y さんは、派遣社員で経理事務の仕事をしています。
 今までにいろいろな資格を目指してスクールに通いましたが、いつも途中で挫折しています。
 「自分に向いているものが何かわからない」……とのことで、私に相談に来ました。
 Y さんは学生時代もふくめて数回、心理テストや適職診断などを受けています。
 ただ、「結果がまったくピンとくるものがなかった」と言います。
 始めは、「え! 何なのこれ?」といった感じでしたが、セルフスピンドルTMから自分が導き出した結果には納得できたようです。
  自分で考えて、自分で判断し、自分で決めるということを実行しながら結果が得られるため、出た結果に確信が持てるのです。



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平田一二(ひらたつまびらか)

東京生まれ。赤坂小・赤坂中・東海大付属高輪台高卒業、スペインのマラガ国際大学へ留学。' 76年、帰国後に相談室開設。自分の能力や可能性をのばしたいと考える女性のために、≪キャリア留学≫という新しいスタイルを確立して、 先鞭をつけたキャリアコンサルタント。

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